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9年振りの開催だった昨年に引き続き、今年も2020年1月31日〜2月2日(1月31日は業界関係者のみ)の日程で、ダイビングフェスティバル2020が開催されました。

今年はどんな新しい発見があるのか・・・?

期待を膨らませながら、気になる最新ギアや肌で感じたトレンドを、私ネットショップスタッフみねみねが徹底リポートしていきます!


▼ 目次

  1. ダイビングフェスティバルとは
  2. 【厳選】2020年最新ギア
  3. AQROS推し!ブランド「SCUBAPRO」
  4. トレンド最前線「スキンダイビング」
  5. まとめ

ダイビングフェスティバルとは

ダイビングに関わる様々なメーカーがブースを出店し、最新器材やトレンド情報を、『来て・見て・触れる』ことができる展示イベントです。

また、展示だけではなく、水中写真家やジャーナリストなど、海に携わる著名な方のトークショーも開催。ダイビング好きなら見逃せない、盛りだくさんな楽しいイベントです。

【厳選】2020年最新ギア

足が棒になるまで会場内を歩き回って、メーカー担当者に話を伺ってきました!

どのブランドも魅力的なアイテムばかりでしたが、その中でも私が気になったギアをご紹介します。

GULL マンティスLV・ヴェイダー<チタンバージョン>

フレームの素材に「チタン」を使用したこのマスクは、GULLを代表する人気モデル「マンティスLV」と「ヴェイダー」の2機種。各種限定9個という超激レア!

チタンといえば、軽量で耐久性があり、錆びない金属として知られ、航空機やロケットの部品としても使われています。そんなチタンをマスクに使うとは、なんとも贅沢ですね!

フレームにはシリアルナンバーの刻印もされています。

レンズにもこだわりがあり、従来のUVカットに加え、近赤外線をカットする特殊レンズを採用。顔のシミを防ぐ効果があるのだとか。

持ってみると、重さはズッシリきます・・・。

メーカー担当者に伺ったところ、「新たな素材でモノづくりにチャレンジしたかった」とのことで、あくなき挑戦を続けるメーカーの意気込みを感じさせます。

ATOMIC BC2

オールチタン製のレギュレーターを世界で初めて設計・製造に成功したATOMICは、そのこだわりのモノづくりから、世界中のダイバーが認めるトップブランド。

昨年、国内で満を持してBCDをリリースしましたが、今年は新たにバックフロートタイプを発表しました。

まず、なんと言っても目を引くのが圧倒的なデザインと質感で、まるで高級車のような上品な仕上がり。本当にめちゃくちゃカッコイイです!

生地全体がポリウレタンコーティングにより撥水加工が施され、速乾・強度・耐腐食に優れるので、一度買ったら長~く愛用できそう!

AQUALUNG カルムPlus<限定カラー>

今話題のソーラー充電式ダイブコンピューターに限定カラーが登場!

500台限定となるクリアオレンジは、海辺で映えるビビッドなカラーリングに目を奪われます。

Bluetooth接続でスマートフォンへログデータを転送すれば、専用アプリでログを管理できます。ログは「書く」から「転送」する時代へ変わっていきますよ。

さらに水中で撮った写真や、仲間との思いでの画像を追加すれば、ログ付けで盛り上がること間違いなし!

二十世紀商事 FIN CLIP

ユニークな商品を発見!

なんとスキーのビンディングのように、かかとを踏みつけるだけで装着ができるというフィンストラップなんです!重い器材を背負っていても、フィンを履くときに手を使わなくていいからすごく楽!

シニアダイバーの方、身体が不自由な方、フィンの脱着が苦手な方にとって救世主となるアイテムになりそうです。私も海で使ってみたい!

AQROS推し!ブランド

【SCUBAPRO】

ダイビングギア総合ブランドである、SCUBAPRO。

ダイバーならこの「S」マークを一度は目にしたことがありますよね!

SCUBAPRO は1978年に世界で初めて「スタビライジングジャケット」を商品化。これは現在普及しているBCDの原点となる画期的なモデルでした。

40年以上経つ今でも、その伝統を受け継ぐモデル「クラシックアドベンチャー2」は不動の人気です。

特に重器材(レギュレーター・BCD)、ダイブコンピューターの分野で、圧倒的な存在感を示し、革新的な商品開発を続けています。

アメリカに本拠地を置くSCUBAPROですが、国内では現在(株)タバタが販売元となっています。修理やオーバーホールなど、アフターフォローも万全で、安心して長く愛用できるブランドです。

注目のトレンド

会場を周っていると、スキンダイビングに関連したブースを多く見かけました。

ロングフィンや専用ウェットスーツ等のギア、スキンダイバーを育成するダイビングショップ、PADIのフリーダイビングプログラムなど。

これは!?・・・どうやらスキンダイビングの波がじわじわきている様子!

「GULL SKIN」シリーズ

中でもAQROSが注目したのは「GULL SKIN」

こちらはダイビング器材で人気の高いブランド「GULL」がスキンダイビングに特化して2020年から新たに展開するシリーズです。

GULL SKINは、本格的なスキンダイバーからフリーダイビング初心者が、快適に楽しめることをコンセプトに誕生しました。

2016年フリーダイビング世界大会の金メダリストである岡本美鈴さんが、製品開発のアドバイザーを務めています。

「GS CARBON FIN」

ロングフィンに欠かせない素材「カーボン」。

カーボン100%が最もしなりが良く蹴り心地も良いのですが、その反面、強度が弱く折れやすいというデメリットがありました。

GS CARBON FINは、カーボン80%・グラスファイバー20%に設計し、しなりと強度を両立させた、使い勝手の良いフィンに仕上げました。

「APNEA TOPPER & LONG PANTS」

競技用のウェットスーツを、使いやすい3mm厚にアレンジし、フリーダイビング・スキンダイビング・ドルフィンスイムなどでパフォーマンスを発揮する多目的スーツとして生まれました。

長く息を止めるには呼吸がとても重要なため、ロングパンツは胸部で生地が重ならないようデザインし、呼吸時に胸への圧迫感を軽減します。

スキンダイビングを盛り上げるショップ「TRUE NORTH」

スキンダイビングの講習やツアーを積極的に行っているのが、千葉県浦安市にあるダイビングショップ「TRUE NORTH」。

日本初のPADIフリーダイビングセンターとなり、フリーダイビングコースやドルフィンスイムコースといった多彩なプログラムを設けて、ダイバーのサポートに力を入れているダイビングショップです。

「スキンダイビングのスキルを習得することで、スキューバダイビングも上達するんですよ!」と話してくださったのは、TRUE NORTH代表の山本さん。

エアー消費を抑えたり、水中で正しい姿勢が取れるようにもなるため、初心者ダイバーやブランクダイバーの方にも、スキンダイビングの練習は効果的だと語ってくれました。

また、長く息を止める呼吸法はヨガの瞑想に似ていて、フィットネス効果も期待できるそうですよ!

2020年5月には沖縄店がオープンし、トップフリーダイバー福田朋夏さんがトレーニングアドバイザーとして就任。沖縄という世界屈指のフィールドで、プロダイバーによるトレーニングが受けられる数少ないショップ。

気の向くままに自由に広がるスキンダイビングの世界。その姿はまさにフリースタイル。

AQROSでは『フリースタイルダイビング』という独自の視点でみなさんにご提案していきます。

少しでも興味を持たれた方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!新たな視点で海を眺めれば、新しい発見があるかもしれません。

「TRUE NORTH トゥルーノース」

世界最高峰のスクーバダイビング指導団体PADIより”年間で最も優秀だったダイビングショップ”に贈られる最高峰の賞『優秀賞』を3度受賞。さらに初心者からインストラクターまでを養成できるお店として、最高ランクのPADI5スターIDセンターとしての認定も受けています。

こだわった店舗作り、充実のツアーとスクール内容は、初心者からプロフェッショナルまで誰でも満足できるお店として、多くの方に選ばれています。

http://truenorth.jp/

まとめ

今年もたくさんの新商品や情報に満ちていたダイビングフェスティバル2020。

来場されている方はもちろんですが、出店しているメーカーやショップさんたちのダイビングにかける情熱を昨年以上に感じることができ、私も業界に携わる一員としてお客さまに商品や情報、スタイルなど、ダイビングの魅力をもっとお伝えできるよう精進しなければ!・・・と、刺激を受けた3日間でした。

AQROSでは、今回のイベントで得た新しい発見をもとに、より多くの方が、もっと自由に、フリースタイルに海を楽しんでもらえるよう、商品の取り扱いや情報発信に力を入れていきたいと思います!
今年もたくさん海を楽しみましょう!!

 

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