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2ピースウェットスーツの魅力

2ピースウェットスーツの魅力

ウエットスーツには様々な形があり、一番多く使用されているのは、もはや説明不要の「ワンピース(フルスーツ)」ですが、上下がセパレートになった「2ピース」をみなさんご存知でしょうか?

2ピースとは、袖のないウエットスーツに、その上からジャケット(上半身だけ)を重ね着するスタイルの総称を言います。ダイビング用は既製品ではなかなか売っておらず、オーダーメイドで作るのが一般的です。
2ピースと聞くと、現地ガイドや海女さんが着ている通称「ロクハン」と呼ばれる厚さ6.5mmの真っ黒いスキン生地のあれをイメージされる方も多いかもしれません。←(これは冬用として保温性を重視したタイプです。)
ワンピースよりもコストはかかりますが、生地の厚さやデザイン、カラーをお好みにチョイスすれば、自分のダイビングスタイルに合った最適なスーツが仕上がります。

2ピースの魅力

2ピースの魅力を3つ挙げるとしたら、ズバリこちらです。

1.容易な着脱性

袖のないスーツを着て、それから前開きのジャケットを羽織るだけ。ワンピースに比べ、着脱が容易です。初心者の方や、力のない方でもストレスなく簡単に着ることができます。

2.確かな保温性

2ピースは上半身の生地が重なるため、保温力が高くなります。保温効果を高めるうえで、厚みに勝るものはありません。例えば5㎜の2ピースの場合、重なる部分は10㎜となり秋冬にも対応します。

3.自由に着回せる

夏の暖かい海やリゾートではシーガルやロングジョンで潜り、ちょっと寒さを感じたら、
ジャケットでカバーするなど、着回しができるのが最大の魅力。主にリゾートでのダイビングで効果を発揮します。

スタイル

次は、スタイルについてご紹介していきます。

ロングジョン(ノースリーブ・長ズボン)

肩の可動性が高く、ジャケットを重ね着するときも、袖のかさばりが少なくてスムーズに。
肩部をマジックテープ仕様にし、着脱しやすくすることも可能です。

ロングジョンのウェットスーツ

スリーブレス(ノースリーブ・長ズボン)

襟があることで首周りから水の侵入が少なく、ジャケットなしでも使いやすくなったモデル。リゾートや暖かい海で、ジャケットとコーディネートすれば使い方が多彩に広がります。

スリーブレスのウェットスーツ

ベアトップ(ベアトップ・長ズボン)

肩回りをスッキリさせた女性専用モデル。
着脱が容易で、お手洗いの際ジャケットを脱ぐ手間もありません。

シーガル(半そで・長ズボン)

暖かい夏の海やリゾートダイビングで、そのまま使える半袖タイプ。
ジャケットと組み合わせることで活用の幅が大きく広がります。

ジャケット(長そで・ジャケットタイプ)

シーガルやロングジョンの上から着用することで、保温性が高くなり
腕や肘の保護にもなります。前面がフルジップなのでラクに着脱ができます。

さいごに

ワンピースとはまた違った魅力が満載の2ピース。
冬用のイメージが定着していますが、その日の天候やコンディションに合わせて着回しができるのは、沖縄や海外リゾートの海を中心に潜る「リゾートダイバー」のみなさんにピッタリなスーツと言えます。
上下でカラーリングを変えて、自分流にデザインをアレンジするのもおすすめです。
自分の好みやロケーションに合わせて、お気に入りのスタイルをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

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