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ワカメの養殖

11月30日(金)晴れ時々本格的な雨

海で困ったことがあればすぐに相談できると漁師に頼りにされている鳥取県の栽培漁業センター様より「養殖用のワカメの種」が到着しました。

ワカメの養殖の様子

こんにちは。記念すべき10回目となる真田です。

福部漁協での養殖ワカメは、早3年目です。私が研修生になった年にスタートなので経歴は私と一緒です。

多少の日付の違いはありますが、11月ごろ養殖ワカメの育成状況に合わせて種糸付けをします。

初年度は実験もかねて「鳥取ワカメ」と「なるとワカメ」の二種類をしました。成長スピードと成長後の形が違う二種類ですが、育成の速さなどにより今年は「なるとワカメ」のみでのチャレンジです。

鳥取県でワカメの養殖

糸巻きした赤ちゃんワカメは実に繊細で、乾いてもダメ、雨にぬれてもダメと言う温室育ち(?)です。色々と日程の都合がつかず、本日は、まさに晴れのち雨。太陽が出たりがっつりと雨が降ったりであたふたと作業をしました。

そして、海に浮かべた時も、浮きすぎてはダメ、光の届かないような沈み過ぎてもダメと言うことで、ブイと重りで調節をしています。海女さん二人では終わらないので、地元の漁師さんや栽培センターの方に手伝ってもらい、去年よりも多くつけました。

現在は、1mmから大きくて1cmくらい?のまばらな感じです。とてもカワイイベビーです。

少し大きくなって重さが変わると、やはり光が足りなくなるので、数週間をまたブイをつける作業をします。

どのくらい大きくなっているか楽しみです。

ワカメの養殖の写真

そして、前回「蟹解禁」の記事の際にカニが少ないと書いてしまいましたが、間違いで今年は獲れている量が多いようです。

鳥取の最高級ブランド「特選とっとり松葉がに五輝星」は賀露港での初競りで過去最高の200万でした。(前回書いたのは兵庫の蟹です)

『蟹取県』としても力をいれている鳥取ですが、どうやらギネス記録に認定されたようです。

鳥取のダジャレ好き平井知事も「せカニ記録です。ぜひカニを見に来て下さい。ウェルカニ―!」と大好調でした。爆笑しました。

現在、鳥取賀露かにっこ館に寄贈され200万のカニが見れるようです。無料の建物なので気軽に見れますよ(^^)/

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