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はじめまして。
鳥取県福部町の海女、今嶋(いまじま)です。

鳥取砂丘の東端にある「岩戸港」が拠点で、愛船は「三徳丸(みとくまる)」と言います。

 

自己紹介を兼ねて、今回は海女を志した頃のことなどを書いていきたいと思います。

名古屋出身で、13年前に鳥取に嫁ぎ
「海女になりたい」
と、手をあげたのが4年前の4月でした。

当時、鳥取には夏泊地区に海女さんが居たのですが、みなさんご高齢で指導は出来ないこと、受け入れ体制の無いことから、その年の8月、お隣の船磯(ふないそ)地区で、1ヶ月お試しの漁業研修を受けました。

指導してくださったのは、男性で現役バリバリの潜水漁師さんでした。

小学校から高校までシンクロナイズドスイミングをしていたので、泳ぎには自信がありました。
それでも、海で仕事をするとというのは、きちんと管理され安全が確保されているプールで泳ぐのとは勝手が違います。
潮の流れは毎日違うし、波に酔うし、見たこともない生き物や植物に「触っても大丈夫かな?」と。
でも潜るのは楽しくて、アワビやサザエを見つけると嬉しくて、海女の仕事の大変さと楽しさを体感。
危険な仕事だけど、危険にならないように。たくさんのアドバイスを貰いました。

そして翌年4月、鳥取県福部支所で受け入れ出来るとの知らせを受け、1年の研修を経て、海女となりました。
船を持ち、真田さんという若く心強い相棒ができ、3年目を迎えています。

海女、漁師としては、まだまだ駆け出しの2人で試行錯誤の毎日ですが、どの地区の漁師さんも、ノウハウを惜しみなく教えて下さり、いつも助けてもらっています。
今所属している岩戸の漁師さんたちも、いつも気にかけてアドバイスをしてくれます。

そんな海女の生活、鳥取の海のことなど、これからお伝えしていきたいと思います。

6月1日には、鳥取県内で「岩牡蠣」漁が解禁となりました。
岩牡蠣漁については、また追い追い書いていきたいと思います。

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