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こんにちは。
鳥取の海女の今嶋です。

今年も行ってまいりました!
海女サミット!!!

昨年に引き続き、三重県志摩市で開催されました。
全国の海女さんが大集合し、交流や情報交換などをします。

今回の主なトピックは能登の震災の事でした。

石川県輪島からも、大変な中8名の海女さんが参加されて現地の大変な状況や地震発生時のリアルな話にかける言葉も見つかりません。
前を見て動き始めた矢先の水害も大きな爪痕を残していて、海の中は泥の層が出来てしまって窒息状態とのことです。

これは会場に展示してあったパネルです。
本題とは関係ありませんが、置いてあるアワビとサザエは食品サンプルだそうです。

かなりリアル。
※殻は本物です。

そして、会場を移して大交流会!

輪島に戻って再び海女漁をする選択をした彼女たちはとってもパワフルで、とにかく
「無事でいてくれてありがとう!」
という気持ちでした。
海ごみの片付けや海底の泥の除去などの活動もしているようです。

全国からの支援に感謝しておられましたが、まだまだ支援が必要な状況ですね。
私たちも、微力ではありますが可能な範囲で支援は継続していきたいと思います。

散会後話は尽きず、三重、福岡、岩手の海女さんや関係の方たちと近隣の居酒屋へ移動していつまでも語らいました。
同じ海女でも、ところ変われば手法や文化などが違って、毎年新たな発見があり面白いです。

仲良くしてもらってる海女さんたちとの再会で英気を養って帰宅の途についたわけですが、時化が続いたまま11月が終わり、今年の潜水漁期が終了しました。
最後、ちょっと不完全燃焼です。

気を取り直して、冬に向けての仕事である養殖ワカメロープの設置を行いました。

昨年は途中で茎が痛んでしまいましたが、今年はうまく育ちますように。
しっかり管理して成長を見守りたいと思います。

 

AMA DIVERS 鳥羽・志摩の海女

「海は窒息している」 海女サミット、輪島の厳しい現状訴え 毎日新聞

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