資源管理
こんにちは。
鳥取福部の海女の今嶋です。
彼岸を迎え、やっと少し涼しくなりましたね。
気温は涼しくなり始めましたが‥海水温は台風後に少し下がったものの、また上昇したのか水がぬるいです。
10月に入っても3ミリのウエットスーツ が活躍しそうで、ちょっと異常な秋の始まりですね。
岩牡蠣漁が終わりアワビに期待したいところですが、なかなか顔を出してくれません。
サザエのみで頑張っております。
さて今回は、「漁獲規制」のお話をしたいと思います。
資源を守るため、魚種により採取可能なサイズの規制があります。
まずは岩牡蠣。
蓋の長さ10cm以上。
この写真は、「夏輝」ラベルを付けられるものを選んでいる過程なので、13cm以上のものですね。
この後、形の悪いものや13センチに足りないものは外しました。
次はサザエ。
蓋の直径3cm以上。
これが、水の中では大きく見えてしまうので難しいです。
たくさんいる♪と嬉々として取ったものの、浮上して見るとサイズ不足で再放流することもよくあります。
なかなか目が慣れません。
最近やっと、感覚でサイズ感が掴めるようになってきました。
最後にアワビ。
殻の長さ11cm以上。
また、こんな大きなアワビに出会いたいものです。
規定のサイズに満たない岩牡蠣やサザエがたくさん見えている状況、つい取りたくなってしまいますが、将来のための貯金と思って「元気に大きくなってね」の気持ちでそっとスルーします。
長く続けるため、これからも資源を守りつつ漁をしていきたいと思います。