台風10号接近中!と、福部の港について
こんにちは、真田丸です。
お盆が終わり8月の後半となりましたが、大きな台風が来る予報となっています。
朝のニュースで、過去の似たような台風の映像をみると悲惨なものばかり… 雷も連日鳴り、不安になりますね。
そして、不思議なのが台風直前はなぜか海が凪ぎになりますが、今回も嵐の前の静けさとなっています。
港では、船を高く上げてロープをしっかりと何か所もくくります。
これを怠ると海水が上がってきて船が浸かり、船の下に敷いている丸い木(地元の漁師さんに習ってコロと呼んでいます)が流され、行方不明になることもあります。
台風が去った後は、どこまで波が来ていたのかわかりやすいくらい木のゴミなどが線になりますので、ゴミがあるとコロが回らず船を下せません。その後の掃除も毎回大変です。
最終的には港は鳥取市の管轄なのでゴミを持っていってもらったり、掃除を手伝ってもらえるのでとても助かります。感謝感謝です。
大波の影響か、福部の海は特に砂が多いせいで港の入り口が毎年砂で埋まってしまい、酷い年は港の中でたてるくらいの深さになります。
大きな船は底が擦れますし、小さい船でも端を通ってギリギリになりますが、こちらも鳥取市で補助をしていただき年に一回砂をかいてもらえるので、こちらもとても大助かりしています。
港での1番大きい船は、漁師さんが高齢のため動かされていませんが、時代を感じる古き良き船です。何tもある船で、4、5年前までは動かされてました。
引き継ぐ人もおらず、もらう人のいない船は廃船となりますが、リアルな話で船の処分はかなり高額に。
無料でいいから人にあげた方がマシだといわれることもよく聞きます。
新規の漁師さんがなかなか増えない中、船の問題もいろいろとありそうです。
私の船も引退した漁師さんにいただいたもので、何十年の歴史の詰まった船ですが、流石にエンジン回りが不調になることが多く、この夏に新しくしたのでしっかりと元を取れるように頑張っていこうと思います!
台風で被害がありませんように!