岩牡蠣、最盛期を迎えました
鳥取福部の海女の今嶋です。
今年は6月から猛暑ですね。
6月頭、「例年より水温低いよね?寒いよね?」
って言いながら潜ってたのがウソのようです。
6月中旬から一気に気温も水温もあがり、3mmウェットスーツに衣替えしました。
前回、鳥取県の岩牡蠣漁が解禁になったにも関わらず、時化で出られないという報告をしました。
やっと!出ました!
鳥取県内でとれた天然岩牡蠣は「夏輝」というブランドで販売されます。
1番手前の箱は、殻の長さ13cm以上で良型という条件のもので、夏輝のラベルが付けられます。
そして、さらにハイブランド
「砂丘の誉」
殻16cm以上の良型のものに、この王冠付きのラベルが付けられます。
とっても巨大な岩牡蠣、是非一度食べてみて頂きたいです。
20年ものと言われています。
通常の岩牡蠣は素潜りで採取されますが、この巨大岩牡蠣は「潜水器漁」の許可を得て、タンクを背負って水深18〜19mの魚礁で獲っています。
ボコボコと付いているのが岩牡蠣で、これをバールで剥がし取ります。
なかなかの重労働。
呼吸が荒くなるせいか、14ℓのナイトロックスで、だいたい40分1本勝負です。
岩牡蠣を剥がし、袋詰め、ロープに袋を括る、という作業をエアーの残量を見ながら作業していきます。
ちょっとゲームっぽくて面白いけど、危険にならないよう細心の注意を払って進めます。
そして大漁となった日の漁後の一枚!
海の透明度も高く、本当に気持ちの良い日でした。
まだまだ続く岩牡蠣漁、頑張ります!